2025 年 3 月某日。
仕事をしながら雑談をしていた時———
「それ(雑談内容)ブロクに書いたら?」と言われた。
個人的に面白要素は無いただの日常話でありブロクに載せるつもりは全く無かったのだが、
指示を頂いた以上有言実行せねばと思うので、今回はその時の話をここに綴る。


以前から読みたいと思っていてまだ読んだ事の無かった本を図書館で借りる事が出来た。ムチを持って「あああー!」と叫ぶのでお馴染みの芸人さん――にしおかすみこ さんが書かれた”ポンコツ一家
2 年目”である。
タイトルに”2 年目”という文字があるので勘の良い方ならピンときたかもしれない。
実はこの本2作目であり、うっかり(・・・・)1作目すっ飛ば
して2作目から読んでしまったのだ。
いやいや図書館で借りただけなら借り直せば良いのでは? それをしないという事は 2 巻から読むという奇抜な癖の持ち主では? 等とツッコミがきそうなのだが…断じて自分にはそのような癖は無く、また当時は借り直すという選択も無かったのだ。変人なのでは?と思われたくないので、言い訳がましいが 2 作目から借りた経緯をまずは説明させてほしい。
とある事がきっかけでこの本を知り、読みたいと思った私はよく利用する図書館にこの本があると知ったので、1 巻 2 巻を同時予約したのだ。今思えば 1 巻だけ予約して予約が取れたら 2 巻を予約するという順にすれば良かったと思うのだが、当時はそんな考えが思いつかなかったのだ。
数日後、予約状況を見た時に私はようやく自分が予約方法を間違えていたという事に気づいた。そうだ、1 巻 2 巻を同時予約して 1 巻から予約が取れる保証なんてどこにも無かったのだ。2 巻だけ予約出来たという連絡を受け取った瞬間、頭には嫌な考えが過った。

散々悩んで結局、“予約して頂いたのに(大した理由も無く)受け取らないのは失礼“と思い、
(1 巻から読みたかったという後悔を抱えながら)本を借りた。
認知症の母とダウン症の姉と酔っぱらいの父という家族構成で繰り広げられる日々を描いたエッセイ本で、2巻から読んだ感想はどうだったかと言うと…
話がついていけないという事はなく、個人的には楽しめた作品であった。
2 巻から読むという今までした事の無い行動をしてしまったのだが、面白味が失われたという事は感じることなく楽しめたと思いました。ただこうなると、逆に今 1 巻読んだらどういう気持ちになるのだろうか…。ちょっと気になる。
※体感であり且つこの(・・)本(・・)に(・)限って(・・・・)は(・)2 巻から読んでも楽しめたという事である。他の方が同じ読み方をして楽しめるかは保証出来ないので悪しからず。
検品 齋藤
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